バーミヤーン遺跡
 バーミヤーン遺跡はアフガニスタンの首都カブールから北西に240キロに位置する遺跡群である。バーミヤーンの地は中央アジアの砂漠のオアシスとして古代から知られていた。高度およそ2500メートルで、冬には積雪もあり気温日較差30度の地でもある。
オアシスに聳え立つヒンドゥー・クシュ山脈を削り込んでつくられたバーミヤーン遺跡は仏教遺跡として東西大仏立像、坐仏像、仏堂をはじめ、壁画、天井画、修行僧たちの暮らした僧窟を構成している。
 歴史的にも多民族国家であり、古代から東西文明交易路の要衝の地でありアレクサンダー大王、玄奘三蔵、チンギスハンの混交する多くの文化遺産が残されている。
 ユネスコの世界遺産の候補となった遺跡であり、仏教伝播西端の地として創建当時の豊かな文明交流の証を数多く残している貴重な文化遺産といえる。1979年から日本を中心とする学術調査が中断されている。
 2001年3月遺跡の大半がテロによって破壊されるが、2003年7月ユネスコの世界遺産に登録されることとなる。

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